
新時代の技術によってもたらされた広告表現がLEDサインです。
従来のネオン管や内照式の看板サインと異なり、電子制御によって混色表現や、滑らかな階調表現が可能です。
明滅式の看板は、電球・蛍光・ネオン管の点滅で動きを表現していましたが、LEDは点灯から消灯までマイコン制御により極めて階調段階がゆるやかに変化する機構を取り入れる事が可能です。
また、複数の色のLEDをユニット内にまとめ、制御することで中間的な発色も動画的に再現できます。
訴求性が高く、また表現として過多な光刺激を感じさせないよう配慮した表現が可能です。
素材・部材は従来の内照式・内照反射式と同様のものから、精密な切文字・立体看板まで、新開発の工法を組み入れたシンプルで建築デザインを生かした製作が可能です。
従来工法を上回る利点のひとつとして、LEDユニットの小型化があげられます。
蛍光灯などと比較し、切文字・イラストなどの細部まで明確に光が配光されます。
加えて、電子制御により色調の変化でアニメーション効果を発揮できます。
これは、人体の視覚ではほぼ無段階に色調が変化します。
LEDの機械的構造は液晶・ELと異なり、安定性に富んだシンプルな構成ですので、その表現性に比して、機器的安定性に優れています。
このような優れた特徴を持ったLEDによるサインデザインは極めて自由度・デザイン的な発展性に富んでいます。
施主の皆様・デザイナー・制作代理店様の意図を十分に反映することが可能です。